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蘇軾詩論―反復される経験と詩語

                                                                                       加納留美子著

 

             蘇軾詩論―反復される経験と詩語 目次抄

 

序章 蘇軾詩における反復性とその検討

第1章 徐州時代の蘇軾―「自作参照」の視角から

第2章 「人衆者勝天、天定亦勝人」―詩人が託し、詠った「天報論」

第3章 「夜雨対牀」―蘇我兄弟を繋いだもの

第4章 梅花の「魂」―詠梅詩における「自作参照」

第5章 蘇軾羅浮山詩考―繰り返された「作法」

第6章 海南時代の詩における風景描写―詩人としての挑戦

終章―「自作参照」が齎したもの

主要参考文献一覧/あとがき/索 引

 

 A5判上製 340ページ 2022年10月刊 ISBN978-4-87636-472-5

 

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中国の詩学

                         川合康三著

 

 詩人論でも通史でもなく、中国の詩全体を見通し、24のテーマを厳選し、詩の本質に迫る。

 

      中国の詩学 目次抄

 

第一章 「詩」とは何か、「詩学」とは何か

第二章 伝統の一貫性

第三章 文学の二次的意義

第四章 詩の道義性

第五章 詩の政治性

第六章 詩の社会性

第七章 詩を担う人々―文化共同体

第八章 規範の形成と展開

第九章 文学史と文学史観

第十章 恋愛の文学

第十一章 友情の文学

第十二章 女たちの文芸

第十三章 詩と感情

第十四章 詩と景物

第十五章 詩と修辞

第十六章 文学の動機

第十七章 集団から個別へ

第十八章 詩と事実

第十九章 経験と虚構

第二十章 可視と不可視

第二十一章 人生の詩・霊感の詩

第二十二章 詩と諧謔

第二十三章 作者・話者・読者

第二十四章 詩の存在意義

あとがき/索 引

 

A5判上製貼函入 640ページ 2022年5月刊 ISBN978-4-87636-470-1

 

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勅撰三漢詩集の研究

                                                                                           半谷芳文著

 

         勅撰三漢詩集の研究 目次抄  

  

 まえがき

 序論―奈良末・平安初頭の漢詩文考察上の基盤・前提と三つの視角―

 第一章 勅撰三漢詩集の編纂意義とその文芸観

 第二章 勅撰三漢詩集の抒情的特質

 第三章 本朝文章生試における

      唐朝貢挙進士試の雑文(詩賦)の試験の受容と展開

 第四章 平安朝七言排律詩盛行の淵源としての勅撰三漢詩集

 第五章 奈良・平安初期の日本漢詩における押韻と韻書

 結 論

   注/あとがき/初出一覧/索 引 

 

 A5判上製函入 426ページ 2022年5月刊 ISBN978-4-87636-469-5

 

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唐宋詩詞叢考

                         宇野直人著

 

      唐宋詩詞叢考 目次抄

 

   例  言

  Ⅰ 論考篇

   第一章 阮籍「詠懷詩」の景物の象徴性について

   第二章 江陵の悪夢―李白「早に白帝城を発す」再審

   第三章 李白「採蓮の曲」の複合的構想について

   第四章 杜甫の色彩表現の象徴性について

   第五章 「此外」攷―杜甫「江村」詩尾聯釈疑

   第六章 林和靖「山園の小梅」詩の鳥と蝶について

   第七章 柳永の懐古詩に見える構成意識について

   第八章 歴代七夕詩の変容と柳永の「二郎神」詞

   第九章 柳永の詠物詞に見える創作姿勢について

   第十章 葵花に寄せる誠意—司馬光の場合

   第十一章 詩作活動から見た朱子の陶淵明観

   第十二章 王士禛「秋柳」詩の重層的発想について

  Ⅱ 小論篇 

   一 形は消えし夢なれや

     ―劉希夷の「白頭を悲しむ翁に代る」とボードレール「腐肉」

   二 白楽天の味覚

   三 柴野栗山の五言律詩「富士山を詠ず」の特色について

   四 鶯の心情

   五 中国学のヒント―日本の漢学の伝統に眼差しを

   六 音読古典学の陥穽

   七 「北山山本先生の墓誌銘」訳注

  Ⅲ 書評篇

   一 深い学殖と手あつい手法

     ―後藤秋正著『東西南北の人―杜甫の詩と詩語』

   二 杜甫像の再検討を迫る労作

     ―谷口眞由実著『杜甫の詩的葛藤と社会意識』

   三 魂の対話の記録―河上肇著・一海知義校訂『陸放翁鑑賞』

   四 満を持しての集大成―村上哲見著『宋詞研究 南宋篇』

  あとがき/人名・引用詩詞索引

 

 A5判上製函入 398ページ  2022年3月刊  ISBN978-4-87636-468-8   

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日本帝国と阿片ー台湾総督府・専売局文書にみる阿片政策

                          栗原 純著

 

   日本帝国と阿片

     ―台湾総督府・専売局文書にみる阿片政策  目 次

 

まえがき

第一章 「台湾総督府公文類纂」にみる

     「台湾阿片令」の制定過程について

第二章 明治三四年の扶鸞「降筆会」運動の意味するもの

第三章 上海における「国際阿片調査委員会」と総督府の阿片政策

第四章 大正期における台湾総督府専売局の阿片政策

第五章 帝国日本の阿片政策と極東調査委員の派遣

第六章 台湾総督府専売局による罌粟栽培について

第七章 台湾総督府阿片政策の「踏襲」と「転換」について

    ―阿片令の改正と新特許問題―

補論 阿片専売制度の「終止」と麻薬事業の継続

主要参考史料/あとがき/索引

 

 A5判上製 589ページ 2022年6月刊 ISBN978-4-87636-471-8

 

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六朝懐古文学の研究

                          住谷孝之著

 

    六朝懐古文学の研究 目 次

 

 序 先行研究と本論文の課題と構成

 第Ⅰ部 六朝懐古文学の形成過程

  第一章 漢代から六朝までの「懐古」主題の形成過程

  第二章 陸雲「登台賦」考

      ―懐古の萌芽としての側面からー

  第三章 顔延之「北使洛」における「懐古」の抒情の形成

  (付論)顔延之「北使洛」の制作状況について

  第四章 鮑照「蕪城賦」考―懐古文学の文脈からー

  第五章 南朝後期における懐古詩について―六朝懐古詩の成立―

  第六章 北朝系文学者による懐古詩―盧思道と李百薬を中心に―

 第Ⅱ部 懐古詩の展開の中に置かれた詩跡「鄴城」

  第七章 六朝詩における「銅雀台」

      ―六朝期に成立した「詩跡」の特徴について―

  第八章 鄴城と詩跡「鄴城」の合間

      ―旧北斉文学者たちによる詩をめぐって―

 総論 中国文学史における六朝懐古文学研究の意義

 参考文献一覧/関連地図/あとがき/索引

 

  A5判上製 318ページ 2022年3月刊 ISBN978-4-87636-467-1

 

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嵆康の方法ー文学としての「論」

                           大上正美著

 

嵆康にあっては九篇の「論」がとりわけ重要なもので、……私はそれを文学作品としてどのようにして読めばいいか、どのような構成のもと、どのような修辞技巧のもと、どのような方法で書かれているか、というそのことの中から見えてくる、嵆康の文学としての思想性を求めて行こうとしています。(本書p.194より)

 

    嵆康の方法―文学としての「論」  目 次

   

  第一章 嵆康「太師箴」の方法

  第二章 明(明知)と胆(胆力)の関係をめぐる論

      ―嵆康「明胆論」和訳―

  第三章 「明胆論」に見る嵆康の思惟の原型

  第四章 嵆康の「家誡」と「釈私論」と―「中人」の志をめぐってー

  第五章 嵆康「釈私論」試訳稿

  第六章 嵆康「釈私論」における「理」と「志」

  第七章 嵆康「釈私論」の文学的考察

  第八章 文学の価値を問う、極私的嵆康研究

  第九章 司馬昭と竹林の七賢

  第十章 阮籍・嵆康と隠者孫登

      ―隠者を固有の他者とする表現への契機―

  あとがき/初出一覧(*参考:嵆康に関する文章一覧)/人名索引

 

  A5判上製 242ページ 2022年2月刊 ISBN978-4-87636-466-4

 

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京大人文研漢籍セミナー9                        金(女真)と宋ー12世紀ユーラシア東方の民族・軍事・外交

 

 

              京都大学人文科学研究所附属東アジア人文情報学研究センター編

                                                            古松崇志・伊藤一馬・井黒 忍著

 

 

 金(女真)と宋ー12世紀ユーラシア東方の民族・軍事・外交 目 次

 

  はしがき  古松崇志

 『三朝北盟会編』を読むー亡国の史書ー 古松崇志

 はじめに/一 徐夢莘と『三朝北盟会編』/二 『三朝北盟会編』の流伝と研究/三 『三朝北盟会編』「政宣上帙」を読む/おわりに―今後に向けて

 

 北宋最強軍団とその担い手たちー澶淵の盟から靖康の変へ― 伊藤一馬

 はじめに/一 北宋の軍事・外交情勢とその変遷/二 北宋の軍事基盤:軍事力の担い手と供給源/三 靖康の変と西兵/おわりに

 

 女真の形成―東北アジアにおける諸集団の興亡― 井黒 忍

 一 女真と満洲/二 他者が見た姿と自己が描く姿/三 耶懶完顔部と女真の海事能力/四 曷蘇館女真と非女真集団の役割/五 新たなる「女真」意識/まとめ

 

 A5判並製 169ページ 2021年12月刊 ISBN978-4-87636-465-7

 

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史学史管見 明清史論集4  研文選書【132】

                        岸本美緒著

 

    史学史管見 明清史論集4  目 次

 

 はしがき

Ⅰ 中国社会論の系譜

 伝統中国の経済秩序をどのようにモデル化するか

 ー村松祐次の中国経済論を中心にー

 中国中間団体論の系譜

Ⅱ 現代歴史学との対話

 比較国制史研究と中国社会像

 グローバル・ヒストリー論と「カリフォルニア学派」

 東アジア史の「パラダイム転換」をめぐって

   中国史研究におけるアクチュアリティとリアリティ

 二宮史学における文体と比喩

 近代東アジアの歴史叙述における「正史」

Ⅲ 明清史研究の現在

 【書評】余英時(森紀子訳)『中国近世の宗教倫理と商人精神』

   【書評】エシェリック&ランキン編

    『中国の地方エリートと支配の諸形態』

 【書評】濱島敦俊『総管信仰ー近世江南農村社会と民間信仰―』

 【書評】岩井茂樹『中国近世財政史の研究』

 【書評】山本英史『清代中国の地域支配』

 【書評】谷井陽子『八旗制度の研究』

     ・杉山清彦『大清帝国の形成と八旗制』

 

  四六判上製 354ページ 2021年11月刊 ISBN978-4-87636-464-0

 

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韓愈詩訳注 第三冊

                  川合康三・緑川英樹・好川 聡編

 

             韓愈詩訳注 第三冊  目 次

 

   凡例

 訳注

短灯檠の歌/士を薦む/秋懐詩 十一首/

青龍寺に遊ぶ 崔大補闕に贈る/崔立之評事に贈る/

区弘の南に帰るを送る/文暢師の北遊を送る/

鬭雞聯句/征蜀聯句/有所思聯句/遣興聯句/剣客の李園に贈る聯句/

侯喜の至る喜び張籍・張徹に贈る/崔立之に贈る/元和聖徳詩 并びに序

夢を記す/三星行/剝啄行/鼾睡を嘲る/

裴十六功曹の府西の駅を巡り塗中より寄せらるるに酬ゆ/

孟東野 子を失う 并びに序/莎柵聯句/唐衢に贈る/祖席/

陸渾山火 皇甫湜に和し其の韻を用う/皇甫湜に寄す/

崔十六少府の伊陽を摂して詩及び書を以て投ぜらる 因りて酬ゆ 三十韻

李翺を送る/虞部盧四汀の翰林銭七徽の赤藤杖歌に酬ゆるに和す/

侯参謀の河中の幕に赴くを送る/東都にて春に遇う/春に感ず 五首/

竇牟・韋執中と同に劉尊師を尋ねて遇わず/鄭十校理を送る序/

石処士の河陽の幕に赴くを送る/新竹/晩菊/湖南李正字の帰るを送る/

月蝕詩 玉川子の作に効う【附】盧どう「月蝕詩」/

河南府の秀才を燕す/諸進士の精衛石を銜み海を塡むるを作るに学ぶ/

揚之罘を招く 一首

 

聯句という様式とその展開(齋藤 茂)

韓愈年譜(齋藤 茂)

関係地図(鈴木達明)

 

 編者 川合康三/緑川英樹/好川 聡

 執筆者 愛甲弘志/浅見洋二/伊﨑孝幸/稲垣裕史/乾 源俊/          齋藤 茂/鈴木達明/谷口高志/谷口 匡/中木 愛/二宮美那子

 

 A5判上製函入 481ページ 2021年10月刊 ISBN978-4-87636-463-3

 

 

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中国近代の民衆宗教と東南アジア

                                                                                          武内房司編

 華南沿岸からベトナム・マレーシア・シンガポール等への移住にともない出現した華人系民衆宗教の伝播・定着とその変容・現地社会への影響を現地調査を踏まえ考察。

 

    中国近代の民衆宗教と東南アジア  目次抄

 

 総論:近代ベトナムの華人社会と宗教運動  武内房司

 第1章 近代華南の宗教運動:青蓮教東初祖派の登場  武内房司

 第2章 「明師道」の成立:ベトナムに根づく近代華南の民衆宗教 

                           武内房司                                      

 第3章 カオダイ教:三教合一運動のベトナム的展開  武内房司

 第4章 独立以降から公認化までの明師道の歩み

      ―明師道に関するベトナム国内の研究と私の聞き取り調査―  

                             今井昭夫

 第5章 近代東南アジアにおける「先天大道」の伝播

     :同善社と南洋聖教会          小武海櫻子

 第6章 日本統治初期のシンガポールにおける紅卍字会の救災活動

      ―『新加坡道院訓文』の発見とその分析―   持田洋平

 付録1 厳璩『越南游歴記』訳註  武内房司

 付録2 ベトナム明師道系仏堂所蔵漢喃経巻目録稿  武内房司

 

  A5判上製 266ページ 2021年3月刊  ISBN978-4-87636-462-6

 

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唐代伝奇小説の研究

                            赤井益久著

 

   唐代に至って一変した伝記小説の小説史に占める歴史的意義と意味を作品に即して考察した雄篇。

 

  唐代伝奇小説の研究  目次抄

 

 まえがき

 第Ⅰ部 伝奇と説話

  第一章 伝奇作者の身分と立場/第二章 伝奇と説話/第三章 唐伝奇における第三人物形象について/第四章 伝奇と筆記-中国小説史上の主題に即して

 第Ⅱ部 志怪の系譜

       第一章 「李章武伝」管見/第二章 「謝小娥伝」札記/第三章 「柳毅伝」演変/第四章 変虎譚の諸相

 第Ⅲ部 恋愛物語

  第一章 「霍小玉伝」校覈/第二章 「鶯鶯伝」における作者の自照性について/第三章 玄宗と楊貴妃の物語を伝えた「場」―「長恨歌」「長恨伝」の背景/第四章 「李娃伝」と物語を支えた人々

 第Ⅳ部 唐代伝奇の新たな地平

  第一章 「杜子春伝」臆説/第二章 「枕中記」校弁/第三章 唐伝奇「崑崙奴」芻議/第四章 「魚服記」の主題

 第Ⅴ部 附 篇

  第一章 「七夕」伝承について/第二章 唐詩に見える「青冢」をめぐって/第三章 日本における唐代小説の研究動向について―一九九七年~二〇〇六年/第四章 わが国における唐代小説の研究動向について―二〇〇七年~二〇一七年/第五章 岡田充博著『唐代小説「板橋三娘子」考』書評

 あとがき/索 引/英文目次/英文要旨/中文目次/中文要旨

 

     A5判上製 530ページ 2021年2月刊 ISBN978-4-87636-461-9

 

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