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研文出版 新刊図書のご案内
川合康三著
中国古典文学の存亡 目 次
Ⅰ
中国古典文学の存亡/中国における古典/読むということ/「もの」と「こと」を越えて/東と西/十代の読書―併せて齋藤謙三先生のこと/中国の詩/こんな研究、あったらいいな/「長恨歌」遍歴
Ⅱ
杜甫のまわりのちいさな生き物たち/詩と世界―表現者=杜甫を中心に/日本の文学と中国の文学/山上憶良と中国の詩/詩人の旧居/鈴木虎雄『中国戦乱詩』学術文庫まえがき/小川環樹『唐詩概説』解説
Ⅲ
中秋節の文旦―台湾に暮らす(一)/重層する風景―台湾に暮らす(二)/重層する言葉―台湾に暮らす(三)/南の島の涼み台
Ⅳ
柯慶明さんの思い出/古と今、そして東と西―柯慶明を語る/最初の先生/芳賀紀雄さんを悼む
Ⅴ
〔インタビュー〕道 標(インタビュアー 赤井益久)
初出一覧/あとがき―いくらか長めの
四六判上製 291ページ 2023年9月刊 ISBN978-4-87636-480-0
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井上一之著
陶淵明集の詩想ー説理と表現様式 目 次
序論 抒情と説理―陶詩における説理の方法
第一部 陶詩の「理」
第一章 「停雲」詩考―友情論
第二章 「時運」詩考―時間論
第三章 「栄木」詩考―禍福(運命)論
第四章 「詠二疏」詩考―「知足」の是非
第五章 「詠三良」詩考―忠と済民
第六章 「詠荊軻」詩考―報恩軽生の適否
第七章 「飲酒」連作主旨初探
第二部 陶淵明の詩と辞
第八章 陶淵明四言詩考―四言詩の性格に即して
第九章 「帰去来兮辞」の ‟已矣乎” をめぐって
―六朝辞賦にみえる〈乱辞〉の展開
第十章 文字様式としての「辞」の実態
―漢代から『文選』まで
第十一章 「三言」という名の様式
第十二章 「文選序」に見える「八字の文」
―「三言」との差異を中心に
第十三章 「帰去来」の様式帰属
第三部 陶詩の詩語と修辞
第十四章 「悠然見南山」考
第十五章 『陶淵明集』所収「問来使」詩に関する一考察
第十六章 陶詩の修辞
初出一覧/後記/索引(陶淵明作品・関連書籍索引)
A5判上製函入 432ページ 2023年5月刊 ISBN978-4-87636-479-4
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堀 誠著
中国通俗小説故事論考―『平妖伝』とその周辺 目 次
第一部 話本小説考
第一章 「燈花婆婆」話本考
第二章 四帝仁宗出生故事考―赤脚大仙転生の話―
第三章 四帝仁宗認母故事考―「抱粧盒」と「仁宗認母伝」―
第四章 「小説莫坡寺佛肚」考
第五章 鉄扇公主と芭蕉扇
第六章 「丈夫隻手把呉鉤」詞篇考
第二部 『平妖伝』考
第一章 『平妖伝』に見える『水滸伝』の影
―馮夢龍による増補改作をめぐって―
第二章 『平妖伝』四十回本考―前身・転生の関係を軸として―
第三章 『平妖伝』四十回本における妖狐の形象ー狐話の集成―
第四章 『平妖伝』四十回本における妖狐の形象
―「妖術」と聞香教―
第五章 『平妖伝』四十回本所見佛教故事小考
第三部 神明相承考
第一章 蚩尤の血―流血の相承―
第二章 九天玄女考―通俗小説における女神像―
第三章 陳希夷辞命高臥
第四部 井中天考
第一章 八角井異聞―井中の怪―
第二章 井中奇聞―死生の命と生殖と―
第三章 井中余聞—鏡と夢と神霊と―
あとがき/初出一覧/索 引
A5判上製 349ページ 2023年4月刊 ISBN978-4-87636-476-3
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沓掛良彦著
表現者としての一休―「恋法師一休」の艶詩・愛の詩を読む 目 次
一章 「表現者」・詩人としての一休
一 『狂雲集』という詩集(詩偈集)
二 破戒・逆行―仏者における女色・性愛の問題
二章 「酒肆婬坊」出入の詩
一 自戒者から破戒僧へ・「酒肆婬坊」来往宣言/
二 女色の詩/三 男色の詩
三章 一休の脱皮と飛躍―恋法師一休の誕生
一 恋法師一休の誕生
二 森女という女人・実在の人物か虚構の「神女」か?
三 実在説・瞽女(ごぜ)か、やんごとなき皇孫か?
四 邂逅・「老狂薄倖」の和尚美しき盲女を発見す
四章 自受法楽の愛の讃歌
一 鴛鴦の契り/二 性愛讃歌/三 回春のよろこび・森女讃歌
四 眠れる美女・いとしい女/五 森女いとしや・森女の春遊/
六 危機の時・死が迫っての誓い
五章 付 論
「美人」とは大燈国師のことか?―柳田聖山氏の所説にかんする素朴な疑問
四六判上製 253ページ 2023年3月刊 ISBN978-4-87636-478-7
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近代日本漢籍影印叢書3
解題 牧角悦子
鈴置拓也
……そして、三島中洲は、日本漢文学がその歴史の中で最後の光芒を放った正にその時代の、いわば最後の文人の一人であると言えよう。その三島中洲における漢文学、特にその中でも「文」の持つ意味について、それを明治という時代とその文苑の中で捉えてみることができればと考える。
三島中洲の文とは如何なるものであったかを概観するためには『中洲文稿』四集、全十二巻がその原資料となる。ここには碑文を中心に、若い修業時代から最晩年に至るまでの、講義録・研究書及び韻文以外の所謂「文」、三七七篇が収められている。まずは、この『中洲文稿』四集の順次に沿って、それぞれの時代、あるいは文体の代表的なものを随時紹介しながら、中洲の「文」の大略を窺ってみようと思う。(本書「三島中洲の文について―明治期における‶漢文″の意義― 牧角悦子」より)
三島 毅『中洲文稿』 目 次
刊行の辞 町 泉寿郎
『中洲文稿』全四集 目次
『中洲文稿』全四集 影印
『中洲文稿』解題 鈴置拓也
解説 三島中洲の文について
―明治期における‶漢文″の意義― 牧角悦子
附録 『中洲文稿』題目一覧
A4判上製 487ページ 2023年3月刊 ISBN978-4-87636-477-0
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鶴成久章著
明代儒教思想の研究―陽明学・科挙・書院 目次抄
第一部 明代の科挙制度と陽明学
第一章 明代の科挙制度と朱子学―陽明学登場の時代背景―
第二章 明代の科挙制度と経学―挙業から見た学問的系譜ー
第三章 明代の科挙と陽明学―科場における陽明学への毀誉褒貶―
第四章 明代の読書人と科挙―科挙制度における理想と現実―
第二部 明代の書院制度と陽明学
第一章 明代における書院の隆盛と講学―陽明学発展の舞台―
第二章 明代の白鹿洞書院と陽明学
―朱陸講学の古蹟における陽明学派の活動―
第三章 陽明後学による講学活動の展開と書院
―師説の継承と伝道―
第四章 東林学派の講学活動と陽明学
―「無善無悪」説批判と「良知」説の受用―
跋/索引
A5判上製函入 784ページ 2023年2月刊 ISBN978-4-87636-475-6
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丸井 憲著
杜甫の詩には、雙聲疊韻がたくみに使われている。これは事実であるが、雙聲疊韻が詩のなかに使われるのは杜甫に始まるものではなく、杜甫の詩よりはるか昔の詩文のなかにも多くの用例を見いだすことができる。杜甫はこの雙聲疊韻という古くからある修辞に、新たな命を吹き込むことに成功した詩人でもあり、杜甫を経て、雙聲疊韻は新たな詩のことばとして蘇生した。杜甫なかりせば、こうしたことは起こらなかったかもしれない。
……杜甫の詩に見られる雙聲疊韻のもろもろの用法は、古典的な用語が本来的に備えている対偶性、韻律性といった諸要素を、それ以外のことばの上にも見いだし、もしくは新たなことばを作りだし、そしてそれらを詩のことばへと昇華させる試みであったということができよう。
……卑近で散文的なことばであっても、聲母や韻母が近似した二字語であれば、対偶性と韻律性の助けを借りることで、雙聲疊韻に準ずるものとなしうることに、杜甫はどこかで気づいたのである。 (本書 緒論より)
杜詩雙聲疊韻研究―聯綿語を超えて 目次抄
緒 論
第一章 「艱難昧生理、飄泊到如今」―杜詩雙聲疊韻研究対小考―
第二章 応用された『文選』の理―杜詩雙聲畳韻研究対新考―
第三章 雙聲疊韻対の理論と実際―唐詩対偶論の一環として―
第四章 杜甫の五古紀行詩における雙聲疊韻の配列について
―謝霊運の遊覧・行旅の詩と比較しつつ―
第五章 杜甫の七言古詩における雙聲疊韻の配列について
―鮑照「擬行路難十八首」と比較しつつ―
餘説:「虚無」考―疊韻の詩語として
第六章 周春と「乾嘉の學」
―銭大听・盧文弨との交遊・論争を接点として―
第七章 周春著『杜詩雙聲疊韻譜括略』成立の経緯
および諸術語の定義(精度編)
第八章 周春による杜詩雙聲語の判定基準について―慧琳音を参考に―
第九章 周春による杜詩疊韻語の判定基準について―慧琳音を参考に―
第十章 周春著『杜詩雙聲疊韻譜括略』における諸術語の定義(頻度編)
あとがきに代えて/初出一覧/雙聲疊韻索引
A5判上製 338ページ 2023年1月刊 ISBN978-4-87636-474-9
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阿部幸信著
漢代の天下秩序と国家構造 目次抄
序 章 前漢時代における内外観の変遷
第一章 漢初「郡国制」再考
第二章 漢初の天下秩序に関する一考察
第三章 漢初における諸侯王と礼・法
第四章 武帝期・前漢末における国家秩序の再編と対匈奴関係
第五章 漢朝の「統治階級」について
第六章 周漢間の君臣関係について
終 章 漢代秩序構造概観
附章一 燧 人 考
附章二 追憶されるもの―思考の様式としての古代
あとがき/索 引
中文目次・要旨/英文目次・要旨
A5判上製 352ページ 2022年11月刊 ISBN978-4-87636-473-2
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加納留美子著
蘇軾詩論―反復される経験と詩語 目次抄
序章 蘇軾詩における反復性とその検討
第1章 徐州時代の蘇軾―「自作参照」の視角から
第2章 「人衆者勝天、天定亦勝人」―詩人が託し、詠った「天報論」
第3章 「夜雨対牀」―蘇軾兄弟を繋いだもの
第4章 梅花の「魂」―詠梅詩における「自作参照」
第5章 蘇軾羅浮山詩考―繰り返された「作法」
第6章 海南時代の詩における風景描写―詩人としての挑戦
終章―「自作参照」が齎したもの
主要参考文献一覧/あとがき/索 引
A5判上製 340ページ 2022年10月刊 ISBN978-4-87636-472-5
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半谷芳文著
《第17回 立命館白川静記念東洋文字文化賞 優秀賞受賞》
勅撰三漢詩集の研究 目次抄
まえがき
序論―奈良末・平安初頭の漢詩文考察上の基盤・前提と三つの視角―
第一章 勅撰三漢詩集の編纂意義とその文芸観
第二章 勅撰三漢詩集の抒情的特質
第三章 本朝文章生試における
唐朝貢挙進士試の雑文(詩賦)の試験の受容と展開
第四章 平安朝七言排律詩盛行の淵源としての勅撰三漢詩集
第五章 奈良・平安初期の日本漢詩における押韻と韻書
結 論
注/あとがき/初出一覧/索 引
A5判上製函入 426ページ 2022年5月刊 ISBN978-4-87636-469-5
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川合康三著
《第17回 立命館白川静記念東洋文字文化賞 大賞受賞》
詩人論でも通史でもなく、中国の詩全体を見通し、24のテーマを厳選し、詩の本質に迫る。
中国の詩学 目次抄
第一章 「詩」とは何か、「詩学」とは何か
第二章 伝統の一貫性
第三章 文学の二次的意義
第四章 詩の道義性
第五章 詩の政治性
第六章 詩の社会性
第七章 詩を担う人々―文化共同体
第八章 規範の形成と展開
第九章 文学史と文学史観
第十章 恋愛の文学
第十一章 友情の文学
第十二章 女たちの文芸
第十三章 詩と感情
第十四章 詩と景物
第十五章 詩と修辞
第十六章 文学の動機
第十七章 集団から個別へ
第十八章 詩と事実
第十九章 経験と虚構
第二十章 可視と不可視
第二十一章 人生の詩・霊感の詩
第二十二章 詩と諧謔
第二十三章 作者・話者・読者
第二十四章 詩の存在意義
あとがき/索 引
A5判上製貼函入 640ページ 2022年5月刊 ISBN978-4-87636-470-1
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宇野直人著
唐宋詩詞叢考 目次抄
例 言
Ⅰ 論考篇
第一章 阮籍「詠懷詩」の景物の象徴性について
第二章 江陵の悪夢―李白「早に白帝城を発す」再審
第三章 李白「採蓮の曲」の複合的構想について
第四章 杜甫の色彩表現の象徴性について
第五章 「此外」攷―杜甫「江村」詩尾聯釈疑
第六章 林和靖「山園の小梅」詩の鳥と蝶について
第七章 柳永の懐古詩に見える構成意識について
第八章 歴代七夕詩の変容と柳永の「二郎神」詞
第九章 柳永の詠物詞に見える創作姿勢について
第十章 葵花に寄せる誠意—司馬光の場合
第十一章 詩作活動から見た朱子の陶淵明観
第十二章 王士禛「秋柳」詩の重層的発想について
Ⅱ 小論篇
一 形は消えし夢なれや
―劉希夷の「白頭を悲しむ翁に代る」とボードレール「腐肉」
二 白楽天の味覚
三 柴野栗山の五言律詩「富士山を詠ず」の特色について
四 鶯の心情
五 中国学のヒント―日本の漢学の伝統に眼差しを
六 音読古典学の陥穽
七 「北山山本先生の墓誌銘」訳注
Ⅲ 書評篇
一 深い学殖と手あつい手法
―後藤秋正著『東西南北の人―杜甫の詩と詩語』
二 杜甫像の再検討を迫る労作
―谷口眞由実著『杜甫の詩的葛藤と社会意識』
三 魂の対話の記録―河上肇著・一海知義校訂『陸放翁鑑賞』
四 満を持しての集大成―村上哲見著『宋詞研究 南宋篇』
あとがき/人名・引用詩詞索引
A5判上製函入 398ページ 2022年3月刊 ISBN978-4-87636-468-8
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栗原 純著
日本帝国と阿片
―台湾総督府・専売局文書にみる阿片政策 目 次
まえがき
第一章 「台湾総督府公文類纂」にみる
「台湾阿片令」の制定過程について
第二章 明治三四年の扶鸞「降筆会」運動の意味するもの
第三章 上海における「国際阿片調査委員会」と総督府の阿片政策
第四章 大正期における台湾総督府専売局の阿片政策
第五章 帝国日本の阿片政策と極東調査委員の派遣
第六章 台湾総督府専売局による罌粟栽培について
第七章 台湾総督府阿片政策の「踏襲」と「転換」について
―阿片令の改正と新特許問題―
補論 阿片専売制度の「終止」と麻薬事業の継続
主要参考史料/あとがき/索引
A5判上製 589ページ 2022年6月刊 ISBN978-4-87636-471-8
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住谷孝之著
六朝懐古文学の研究 目 次
序 先行研究と本論文の課題と構成
第Ⅰ部 六朝懐古文学の形成過程
第一章 漢代から六朝までの「懐古」主題の形成過程
第二章 陸雲「登台賦」考
―懐古の萌芽としての側面からー
第三章 顔延之「北使洛」における「懐古」の抒情の形成
(付論)顔延之「北使洛」の制作状況について
第四章 鮑照「蕪城賦」考―懐古文学の文脈からー
第五章 南朝後期における懐古詩について―六朝懐古詩の成立―
第六章 北朝系文学者による懐古詩―盧思道と李百薬を中心に―
第Ⅱ部 懐古詩の展開の中に置かれた詩跡「鄴城」
第七章 六朝詩における「銅雀台」
―六朝期に成立した「詩跡」の特徴について―
第八章 鄴城と詩跡「鄴城」の合間
―旧北斉文学者たちによる詩をめぐって―
総論 中国文学史における六朝懐古文学研究の意義
参考文献一覧/関連地図/あとがき/索引
A5判上製 318ページ 2022年3月刊 ISBN978-4-87636-467-1
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大上正美著
嵆康にあっては九篇の「論」がとりわけ重要なもので、……私はそれを文学作品としてどのようにして読めばいいか、どのような構成のもと、どのような修辞技巧のもと、どのような方法で書かれているか、というそのことの中から見えてくる、嵆康の文学としての思想性を求めて行こうとしています。(本書p.194より)
嵆康の方法―文学としての「論」 目 次
第一章 嵆康「太師箴」の方法
第二章 明(明知)と胆(胆力)の関係をめぐる論
―嵆康「明胆論」和訳―
第三章 「明胆論」に見る嵆康の思惟の原型
第四章 嵆康の「家誡」と「釈私論」と―「中人」の志をめぐってー
第五章 嵆康「釈私論」試訳稿
第六章 嵆康「釈私論」における「理」と「志」
第七章 嵆康「釈私論」の文学的考察
第八章 文学の価値を問う、極私的嵆康研究
第九章 司馬昭と竹林の七賢
第十章 阮籍・嵆康と隠者孫登
―隠者を固有の他者とする表現への契機―
あとがき/初出一覧(*参考:嵆康に関する文章一覧)/人名索引
A5判上製 242ページ 2022年2月刊 ISBN978-4-87636-466-4
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