比較文学

日中比較文学叢考

堀 誠著

第一部 日中狐変妖婦譚考

狐変妲己考―故事の源流/狐変妲己考補―狐魅妖感の位相から/『三国悪狐伝』と玉藻前説話の変容/城狐と日中狐譚の種々相―都市と城社の文学空間をめぐって

第二部 菅原道真詩篇考

道真竟宴詠懐人士考/道真断腸詩篇考/道真「九月十日」詩篇考/道真離家落涙烏雁考

第三部 源平人物故事考

項羽と義仲―英傑の境涯/劉邦と頼朝―『源平盛衰記』椙山臥木救難考/日中幼帝入水考―亡家亡国の挽歌として

第四部 日中秋扇詠歌考

秋扇詩語源流考/秋扇詩歌詠吟考

第五部 日本『西遊記』受容考

『西遊記』受容史の一齣/『西遊記』受容史の側面/「河童の沙悟浄」の源流

第六部 中島敦「山月記」論考

中島敦における「記」と「伝」―「山月記」にむけて/月への咆哮―「人虎伝」から「山月記」へ/「人虎伝」から「山月記」のテキスト空間を再考する―志怪・伝奇と日本近代の位相

第七部 魯迅「故郷」論考

魯迅「故郷」点描/魯迅「故郷」ノート(Ⅰ)―訳語と読解の検証/魯迅「故郷」ノート(Ⅱ)―「高牆」と「厚障壁」の訳語

あとがき/索引

A5判 500頁 2015年9月発行 ISBN978-4-87636-398-8

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比較文学―比較を生きた時代 日本・中国

有澤晶子著

〈目次〉

第一章

超越と通の精神―近代以前における比較の系譜 一条兼良による和魂漢才の実践/鄭樵による超越の実践

第二章

比較文学の究極の目的―マルチな二人を通して見る 南方熊楠の比較の視点/銭鐘書による通の比較文学

第三章

影響の探求 幸田露伴中国古典に浸る―日本人が初めて見た外国小説の衝撃とその影響/胡適によるイプセン主義

第四章

並行、解釈による比較 坪内逍遥比照から対比、そしてテーマへ/王国維による解釈の方法―外国の思想哲学により自国文学、文化の価値を再認識

第五章

翻訳論 坪内逍遥による翻訳のものさしと森鴎外の自己表現としての翻訳/外国語ができない林ヨによる超絶翻訳と厳復による翻訳論

第六章

詩論 北原白秋によるマザーグースの翻訳と童謡の創作/ヨーロッパで中国古典の詩にめざめた朱光潜

第七章

世界文学―時空を超えて ドストエフスキー体験/対象としての魯迅

第八章

類型化して比較する 伝承にこだわった巌谷小波/日本で神話に没頭したボウ盾

第九章

思潮と人間観の受容 徳富蘆花人生の転換にトルストイ/周作人による人間観の形成

第十章

異文化体験―文学のパースペクティブ 夏目漱石・異文化体験からの展開/鄭振鐸・ビブリオマニアによる文学史

第十一章

表象文化における価値観の衝突―伝統の再認識 依田学海による歌舞伎観/斉如山による表象文化市場の開拓と宣伝

第十二章

絵画空間の認識―比較の展開 岡倉天心による日本の美への意識/宗白華による詩書画の美意識

第十三章

新しいジャンルの創造―文化の受容と展開 川上音二郎と貞奴のヨーロッパ/欧陽予倩と中国話劇

A5判 592頁 2011年7月発行 ISBN978-4-87636-323-0

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比較文学―比較を生きた時代 日本・中国〈特装版〉
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